水素・吸入(吸引)について

 1. 水素、水を生むという性質
 2. 有害な活性酸素を水にかえる
 3. 細胞内や脳にまで入り込める水素
 4. 体内に浸透していく水素吸入

1. 水素、水を生むという性質

水素は元素の中で一番小さくて軽く、宇宙で最も豊富に存在する元素です。

 

他の元素と結びつきやすく、地球上ではそのほとんどが酸素と結びついて水となっています。

 

ヨーロッパでは水を生むという性質から、「水を生むもの」という表現で呼ばれてきました。

 


私たちの身体はほとんどが水でできていますので、数の割合では水素は最も多い元素であり、身体にとても馴染みのあるものです。

 

身体の水分量は年齢や性別、体重などによって違いはありますが、成人で約60%、高齢者で約50%、子どもで約70%、胎児では約90%といわれています。

 

水素はもともと体内でも作られる物質で、腸内細菌叢が食べたものを分解して水素ガスを作っていると考えられています。

 

また、私たちが呼吸している大気中にも水素は含まれており、日常的に水素を摂り入れ体内に持っているのです。

 


2. 有害な活性酸素を水にかえる

水素は体内の活性酸素と結びついて水になることから、優れた抗酸化作用が注目されています。

 

活性酸素は老化の促進や生活習慣病の悪化に関わっているといわれていますが、全ての活性酸素が身体に悪いわけではなく、体内に侵入した細菌やウィルスなどを除去する活性酸素もあります。

 

ほとんどの抗酸化物質は、活性酸素を選んで作用することができないために、身体に必要な活性酸素までも除去してしまい、免疫力を弱める可能性があるといえます。

 

水素身体に最も有害な活性酸素ヒドロキシラジカルに、選択的に結びつくことが最大の特性といわれています。

 

ヒドロキシラジカルは身体にとって必要な働きが全くないとされ、酸化力が最も強く、脂質やたんぱく質、糖などさまざまな物と反応し細胞やDNAにダメージを与えます。

 

有害な活性酸素のみに作用するのは、現時点では水素だけといわれており、水素は身体への負担がなく安全なものといえます。 

 

・ヒドロキシラジカルは不対電子を持つことから安定するために、他の分子から電子を奪い取る性質を持っています。

・たんぱく質、核酸(DNA)、脂質、糖質など、ヒドロキシラジカルから電子を奪われると酸化がひき起こされます。

水素はヒドロキシラジカルと結びつくと、無害な水にかわります。


3. 細胞内や脳にまで入り込める水素

活性酸素を除去できる抗酸化物質はいろいろありますが、分子量が大きいことや、水溶性・脂溶性どちらか一方の性質のために、作用できる場所が限定されています。

 

例えば水溶性のビタミンCは、脂でできている細胞膜は突き抜けることができず、ビタミンEやコエンザイムQ10は、水に溶けないため水溶性の細胞質には作用できません。

 

水素は水でも脂でもオールマイティなので、細胞内のどこでも通過でき、非常に小さくて軽いので、血管が詰まっているようなところでも入っていくことができます。

 


脳には有害物質が入らないようにする血液脳関門(BBB)があって、ほとんどのビタミンや高分子の物質は通ることができないのですが、酸素、アルコール、カフェイン、ニコチン、薬などは通過できてしまうため、多くの活性酸素を発生させています。

 

水素は血液脳関門を通ることができるので、脳細胞の有害な活性酸素へも届くことができるのです。

 


4. 体内に浸透していく水素吸入

水素吸入は鼻から水素ガスを取り込みますので、気道や肺といった呼吸器官に、また体内に浸透して、眼や脳にまで入り込んでいきます。

 

肺に取り込まれた水素は、すぐに血液中に流れ込みます。

 

水素水と比べた場合の水素吸入の主な期待される利点は、以下の3点です。

 

① 吸収効率がよい

② 拡散による効果が大きい

③ より多くの水素がとれる

 

水素吸入は、水素の特徴を最大限に活かせるものといえます。